
行ける所まで行ってみよう!鷹戻し と思う気持ち半分
戻されてたまるか!鷹戻し と思う気持ち半分 自分のレベルがどんなものか確認の為の表妙義山縦走です
妙義山は、群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市の境界に位置する日本三大奇景の一つとされる山である。いくつものピークから成り、最高峰は表妙義稜線上の相馬岳で、また妙義山系全体の最高峰は裏妙義に聳える谷急山となっている。 ウィキペディアより

08:16登山者用第二駐車場→11:46相馬岳→13:24鷹戻し→14:51中之岳→15:29石門広場→17:53第二駐車場 総行動時間9時間37分 歩行距離15.7㌔

08:20 妙義旅館街の大鳥居をくぐって妙義神社へ
大鳥居の中にポツンと大の字が見えます まずは大の字へ

08:23 「妙義神社」の石柱が立つ石段を登って行くと

08:30 立派な妙義神社

境内にて

08:34 登山口を探して登山口に着いたら工事中の為立ち入り禁止でした、工事中の方がすみません工事中ですので迂回路に回ってください と一言
はい、工事ご苦労様です と挨拶してから迂回路へ行きます

08:39 10分程で正規の登山道に出て大の字へ向かいます

08:51 鎖場の始まり 太くしっかりしている鎖なので安心

08:58 → ↖矢印頼りに登って行きます

09:06 大の字直下の鎖を登って

09:09 大の字到着 先行者二名の方が休憩中

09:19 ベテランの方でした、鷹戻しまで行きたい事を伝えると色々とアドバイスを戴きます
とにかく鷹戻しまで体力温存 鷹戻しで体力低下して鎖を保持出来ず滑落する事故がほとんどです。焦らずゆっくり行けば問題無いでしょう との事でした

アドバイスどおり花観賞しながらゆっくり登山

09:31 辻から上級コースへ

09:40 奥の院の石仏に手を合わせて安全祈願

09:44 奥の院右側の鎖をしっかり掴んで登って行きます

10:00 岩は掴み易い突起があるので 足掛かりにすれば問題無く岩場は通過出来ます

ツツジも見頃

10:02 見晴

見晴からの榛名山

見晴らしからの浅間山 手前に小さく丁須の頭

10:06 やっと一人通れる岩の間をリュックを擦りながら通過

10:09 ビビリ岩だそうです

上部に二名の登山者、鎖通過まで少々待って下さい と言うことなので下で待機していますが記念撮影しながらの二人組なかなか登りきってくれません

10:18 ビビリ岩を登りきると稜線からの景色は絶景です

10:29 背ビレ岩 ゴツゴツしているので手掛かりはしっかりしています

10:36 大のぞき

大のぞきから

10:41 ずーっと相馬岳ー妙義神社の標識だけ なかなか着かない相馬岳

10:42 滑り台状10㍍2本

30㍍の鎖 もう何本の鎖を通過したのか不明 焦らずゆっくり進んで行きます

11:05 天狗岩

天狗岩では涼しい風が吹いていて気持ちよい
パラグライダーを楽しんでいる方がみうけられます

稜線に咲いていた花

11:24 根が地上に出ていても

元気に育っています

11:27 タルワキ沢分岐 タルワキ沢を登って来た方より中間道は東屋の先で崩落の為通行止めになっていますとの情報を戴き帰りは紅葉ラインで帰る事にしました
お二人は相馬岳ピストンとの事です
初めてだけど鷹戻しに行きたい事を言うと、ソロの麦わら帽子を被ったおっちゃんが大丈夫?とでも言いたいような感じでした。とりあえず行ける所まで行ってみます

11:35 こんな注意書きが増えてきます

11:46 相馬岳山頂 前方に入山禁止の金鶏山かな?

11:55 山頂で少休憩後バラ尾根へ

12:07 鷹戻しが近くなってきたのかな?鷹戻しの道標が出てくるようになります

12:28 鎖が無いのでどこを通過して行くのか?
とりあえず壁際に沿って登っていきます

12:51 鷹戻し手前最後のエスケープ道 スタートして4時間半スローペースの為少し不安 でもエスケープしません 前進です

12:51 平成28年12月5日 鷹戻し通行禁止解除の看板、もし通行禁止なら喜んで帰っていたかも…

12:54 鷹戻し入口?

12:57 新緑の尾根が続きます

不明

13:07 注意看板

13:12 天気良好 景色良好

13:24 鷹戻し基部に到着 いよいよ本番です
これから鷹戻しと言う所の木に献花されていました
お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします
帰ってからブログ書きながら調べたら
3週間前の4月30日鷹戻し降下中 身体を保持出来ず150㍍滑落したそうです
9人グループ中の73歳女性の方でした 9名で鷹戻し?と思いましたが
先日「ホンマでっかTV」で植木理恵先生が 8人以上のグループになると事故比率が格段に上がる事を説明していました、大人数になると気が大きくなったり個人の判断が出来なくなるそうです
亡くなられた方は皆さんと一緒だからだとか途中1人で戻るのは迷惑かけてしまうとか色々あって個人意見が通用しなかったのではないのでしょうか?
麦わら帽子被った おっちゃんが1人で行って滑落したら自己責任です
この場合リーダーの責任が問われる事故かと思います

13:26 さて本日のメインイベント鷹戻しスタートします
出だしからオーバーハングして先が見えません、鎖をしっかり掴んで足も使って登っていきます

13:28 昨年末までの通行禁止の原因はここかな?
新しいアルミ梯子と新調されたロープが垂直に近いような角度で架かっています
黒戸尾根の階段を思い出すような傾斜です

13:30 鷹戻し通過中 絶対 放しません!

13:32 最後の鎖かな?

13:46 鎖を登りすぎて麻痺しているのか それ程苦労する事なく鷹戻しの頭到着 山頂にて景色を堪能しながら少休止

14:04 先に降りられた この方凄いんです。
初めての妙義山で傾斜80度の鎖場をそれもオーバーハングしている崖を 先が見えねえなー 足掛かりがあるんかなあーと言いながら とりあえず降りてみっか と言ってサッサと降りています
あんなおじさんに出来るのだから俺に出来ない訳が無い!と勇気を貰います 鎖をしっかり掴んで降下開始です

14:05 2本の鎖は安定しています。まるで谷川岳ロープウェイ「フニテル」だなあと思いながら降下

二段目の鎖も難無く降下しているおじさん お見事です 参考になります

14:10 今降下中の方もっとスムーズに降りてきました
鷹戻し登り始めの時お会いしてちょっとこの先まで行ってきますとすれ違った方
もう帰って来ました 早!!
新潟のおじさんに聞いた話では、あの方は鷹戻し付近で事故が起きていないかパトロールされている方だそうです なる程大ベテランさんですね

14:15 第四石門への分岐下山道
鷹戻しを無事通過出来たし時間も時間なので石門へ降りようかと思っていたら おじさん金洞山へ行く気十分 なので一緒に行く事にしました。パトロールの方とはここでお別れいたします

14:17 稜線にて

14:25 鷹戻しの頭

14:26 金洞山への稜線 まだまだ難所があります

14:26 眼下に大砲岩や石門群

14:32 鎖十分堪能しました

14:50 中之獄神社大駐車場が見えてきました、10台弱しか止まって無いので空いています


14:51 金洞山の祠

14:56 最後の鎖を通過して思う事
目安としてはどの鎖場も腕をしっかり伸ばしてから顎まで上げる懸垂を2~3回程できる腕力があれば通過できると思います。勿論天候やその日の体調にも左右されます
ただ 鉄棒なら落ちても怪我しませんが鎖場落ちたら命は無いと思います(個人感想です)

15:20 注意

15:20 上級者コース

15:21 登山者の皆さんへ、一般登山者の入山は遠慮して下さい
など 多数の注意書きがあります

15:29 石門広場着 関東ふれあいの道です

15:29 広場より第四石門の中からの大砲岩

15:35 群馬県内の小学生遠足コースになってるそうです
混雑時は一方通行だそうです。

15:42 妙義公園管理事務所前登山口着

15:42 中間道通行止めの為紅葉ラインで駐車場まで戻ります、途中ショートカット予定

17:33 飲料水がなくなり自販機を探してさくらの里きのこ館にて水分補給
鷹戻しから一緒だった新潟からのおじさん 百名山を達成された大ベテランさんでした、鷹戻しをスムーズに通過 納得です
話が弾んで きのこ館前で一時間弱休憩してしまいます
おまけにショートカット登山道に入る事も忘れて金鶏山をぐるりと回ってしまいます
話の中で 表妙義山縦走が出来れば北アルプスは問題無いでしょうと言われ少し自信もつきました
天候と体調しだいです、撤退する勇気も持って下さいとの事でした

17:53 3台しか止まってない第二駐車場着
前半は体力温存でゆっくり 後半は会話を交わしながらのゆっくりペースだったので10時間近くの行程でした
駐車場近くに妙義ふれあいプラザ「もみじの湯」があるが19:30閉店です 時間を気にしながらの入浴も忙しないので恵みの湯へ向かいます

クラゲのような絵?模様? 日本最古の温泉マークです
群馬県安中市の磯部温泉 温泉マーク発祥地です
18:40 時間を気にせずゆっくり入浴します
2017年05月20日 (土) 晴れ 地元では31℃越えの真夏日
久々にロングを歩こうと予定していた富士見下からの笠ヶ岳 3:00に目覚ましをセット どういう訳か起きたのは5:40 急遽表妙義山縦走に変更です
四年前の春 登山経験の浅い頃 中之獄神社より金洞山経由にて鷹戻しの裏側まで来たが 壁の鎖を見て「あ~これ無理」と判断して第四石門に下りました。あれ以来妙義山は避けていたけど そろそろかな?と思う気持ちもあっての表妙義山縦走でした。